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黄色の空と縄文じいさん
よく、「この絵の時間帯はいつですか?」と質問を受けます。
まぁ、僕は夕暮れの光が好きだから、どちらかというと、夕方の印象かもしれません。
それよりも、黄色のかたまりをどこかで使いたかったのですが、自然界で、黄色のかたまりって
なかなかないですよねぇ。それで、空を思い切って黄色にしたってわけです。
単純な発想でしょう?
でも、この黄色は、ただ明るいってよりも、なんとなく、切なさを含んだ黄色にしたかったんです。
成功したかはわかりませんが・・・。
それから、縄文じいさんの木肌は、これでもか!というぐらいに、グロテスクに描きたいと思いました。
縄文杉は屋久島のシンボル的存在で、絵としては、売れ筋ということもあるんですが、それをは
ずしても、僕にとっては、造形的にすごく魅力あると思っています。
なんというか、痛ましいぐらいにうねうねとした姿は、なんだか僕の心の形にも見え、すごくしっ
くりくるのです。
でも、それでいてすこやかな顔でいてほしいという希望も含んでいます。
この絵には、いろいろな要素を含めてあります。
表現力として、まだまだだとは思いますが・・・