今日は近所の一湊小学校にお呼ばれしてきました。
3年生の授業で、一湊町探検というテーマで、一湊について調べたり体験したことを発表する発表会があったのです。
授業参観みたいなものですね。
で、うちの息子の・・・いやいや、僕には子供はいません。
なんでお呼ばれしたかというと、一湊の職人さんを調べるというチームがどういうわけか、アトリエ縄文じいさんを選んだわけで、先日、遊びに来たんですね。で、その発表をするからというわけで、お呼ばれしたわけです。
一応、石ころアートを体験してもらったので、石ころアートのやりかたについて、紙芝居を作って発表してましたね。
みんなはきはきと元気に発表していたので、聞いてて楽しかったですね。
他には、幼児学級と、お年寄りについて調べたグループもあって、これは、僕自身も聞いてて、なるほど〜と勉強になりました。
授業のあとは、校長室で、他の幼児学級の先生や、お年寄りの方々と、お茶を飲みながらお話ししました。・・・というか、お年寄りの昔話しを聞くばっかりだったのですが、結構興味深い話しが多かったですね。
戦争の時には、屋久島も一湊だけはB29の空襲を受けたそうなのです。
家の中のタンスや着物なんかは、機銃で孔だらけになったそうで、それはそれは恐怖だったと話されていました。
今はなんでもあって、ほんと幸せすぎるくらい幸せだ・・と言っておられたことと、戦争が一番いやなことだと言っておられたのが印象的でした。
だから、今のイラク派遣問題についても、自分のことのように反対の意見をもっておられました。
そう言えば、戦争経験の話しを生で聞くなんて、はじめてかもしれないな。
僕はここ一湊に住みはじめて4年になりますが、今まで、自然のことばっかりに興味がひかれていましたが、こんな場所でも、深い歴史があるんだなぁ〜としみじみしながら青空を見上げるのでした。
ここ一湊で学ぶばきことは沢山ありそうです。
それと、校長先生が言っておられました。
親は子供に苦労させたくないと願いますが、苦労知らない子供は簡単に自殺してしまうそうです。
だから、家の中でも役割を与えたり、苦労させた方がいいそうです。
戦争を生き延びたお年寄り。自殺をしてしまう子供。