薄くなっていく感動
Macは、あいかわらず最悪な状態です。
焦ったところで、どうにかなるものでもないので、開き直って・・というか、気を紛らわせるためにも昨日は散歩に出かけました。
天気が良くて、とても2月とは思えない暖かさでした。のんびり歩きながらふと思ったのですが、正直なところ、屋久島に移住
してきた頃ほどには、同じ風景を見ても感動できなくなっているなぁと思いました。
どんなに美しくても、見慣れてしまうと心の動きも鈍くなってくるんですね。
ときめかないのです。
他の人はどうだかわかりませんが、僕はそんな性質の人間のようです。
無いものねだりというか、やっぱりいつもと違う刺激が欲しくなるんでしょうね。
幸いなことに、僕には創作があります。
どんなに小さな進歩でも、新しいものを生み出せたとき、生み出せそうなとき、本当に心がわくわくします。もちろん好きなこ
とであるほど、産みの苦しみというのも相当苦しいのですが・・。
夢や目標って、それを実現させることよりも、それがあることで、日々の進歩にわくわくできるということの方が重要なんだろう
なぁと思ってしまいます。 でも、多くの人は、本当にやりたいこと、好きなことが見つからないといいますよね。
そういう人にとっては、屋久島は長く住み続けるには辛くなってくる場所なのかもしれません。
屋久島に憧れて移住してくる人は多いのですが、去っていく人も同じだけいるのも事実です。
かろうじて自分が屋久島に住み続けることができたとしても、せっかく出会えた人が去っていくというのは、とても寂しいことです。
それが、恋人や家族だとしたら、耐え難い寂しさです。
以前の日記に、年老いていく親のことを書きましたが、だんだん、自分のことだけではない、まわりの人のことも考えるようになっ
てきたかな。
でも、今の僕は屋久島におんぶされて生きているようなもんです。
屋久島にいなきゃ生きていけないし、いても自分のことだけで精一杯です。
みんなに何もしてあげられません。
もっと、自分に力をつけて、相手に合わせられる強さを身につけたいと、真剣に思うようになってきました・・。
なんか、話は反れちゃったかな・・。(^_^;)