夢凪の森の秘密
今日は出血大サービス!
「夢凪の森」がどのようにして出来ているかを解説しましょう。
見ての通り、CGです。
CGと言ってもいろいろあるのですが、簡単に説明すると、パソコンの中に映画の撮影セットを作るようなものです。
木のモデルを沢山配置します。
下の写真のソフトは景観作成に特化したソフトなので、いかにも木というようなモデルは、ソフトが適当に作ってくれます。
さすがに屋久杉のような木は自動的には作ってくれないので、別の3Dソフトでモデリングして、このソフトに取り込みます。
それから映画の撮影セットなのですから、とうぜん照明やカメラがあります。
とくに照明のセッティングは重要です。
雰囲気をかもし出すために、色や光の強さを自由に変更できます。
でも、パソコンの画面上では、何が何だかわかりません。
右下の枠内の画像が、カメラが撮影している画像です。ここで、構図を納得いくまで微調整します。
カメラの位置も自由に変更できるし、レンズもズームレンズです。
広角にしたり望遠にしたりできます。

で、セッティングができたら、レンダリングと言って、コンピューターに計算をさせます。
すると、じわじわと画像が現れてきます。
印刷を前提とした高解像度の画像をレンダリングするとなると、MacG5デュアル2.0GHzの性能をもってしても、
終了までに5時間はかかります。
で、下の写真が、レンダリングした画像です。
その後、この画像のままでは不十分なので、2Dの画像編集ソフトやペイントソフトで細部を描き加えていきます。
今回は、月の光を調整したり、手前の倒木に苔を描き加えたりしました。
あと、水面のよどみの加工を加えたり・・・。
随分と簡単に出来るように思われるかもしれませんが、この絵ができるレベルの技術、知識を身につけるのに、
1年はかかっているでしょうか。
まぁ、他の動画編集ソフトや、DVD作成ソフトの勉強もしながらですけど。
学校とか行けば、もっと早く習得できるのかもしれませんが、独学だとマニュアル読んでも専門用語ばっかりで、
さっぱり訳のわからない状態で非常に苦労しました。
で、今の僕のレベルは、まだまだ超、超、超、低レベルです。
ここからが、僕が本当にやりたいことなのです。
カメラが動くわけですから、カメラを移動させながら連続的に画像を撮影していきます。
それは、ソフトが設定次第で勝手にやってくれます。
そして、できた画像を連続的に流すと、動画、つまりアニメーションになるというわけです。
カメラが動くと同時に、木を風で揺らしたり、光の玉がふわふわと動きまわったり、怪しい生き物が登場したり、
技術さえあれば何でもできます。
しか〜し、その技術を習得するのが非常に難しくて、時間を要するのです。

下の写真は、もう一つの3Dソフトの勉強をしているところです。
ソフトに付属しているマニュアルは、さっぱり理解できないので、解説本を買ってきて練習課題をやっています。
でも、その解説本をマスターしたところで、僕がイメージする映像にはほど遠い技術レベルにしかなりません。
まだまだ何冊も参考書を勉強して、当然、ソフト付属のマニュアルをマスターして、他にも必要なソフトを購入して、
そのソフトを使いこなす勉強もしなければいけません。
先はまだまだ長い・・・。

でも、自分のイメージする世界を目に見える形にして、そして沢山の人に喜んでもらったり、楽しんでもらったり、
感動してもらえたりしたなら、どんなに嬉しいことでしょう。
何よりも世界を作るなんて、神の仕事の領域です。
僕が神となって、世界を作るわけです。
ねたみや苦しみ。醜い世界はもううんざりです。平和で美しい世界を作りたいものです。
ときどき、僕のやろうとしていることは現実逃避ではないか・・・と思うことがあります。
でも、僕は思うのです。
もし、心の中に美しい世界を創造できるのなら、この矛盾に満ちた現実の世界に打ち勝つことができるのではないかと・・・。
すさんだ心で死を迎えるとしたら、それは・・・・負けです。