すすきの季節
暑くもなく寒くもなく、今日はとても心地よい1日でした。
僕個人としては、屋久島の季節では11月が一番好きかもしれません。
シーズンオフに向かっていく寂しさはありますが、だからこそすすきの穂の輝きは本当に美しく見えるし、、
僕を空想の世界に引き込んでくれます。
ちなみに、下の写真は僕のイメージに近づけるよう穂の光を強調する画像処理をしています。
実際にはこんなふうには見えません。
なんかウソつきのように思われるかもしれませんが、僕の仕事は屋久島を伝えることではなくて、
僕の世界観の中にみなさんを引き込んで、空想を楽しんでもらうことです。
絵ではもちろん、写真でもそうでありたいと思っています。
ある現代アーティストの本に、アートの社会に対する役割は「人の心の救済だ」と書かれてありました。
僕もそう思います。
まぁ、自分の絵で人の心を救うなんて思うことは、うぬぼれであり、とてもおこがましいことであると思うのですが、
この厳しい現実の世界で、少しの気休めにでもなれば、僕としてはとても嬉しいことです。
まぁ、人の心を救う前に自分の心が救われたいのですが・・・。(^_^;)